H2Databaseを追っかけていたりしたブログ

H2 database のリリースノートを読んだりとか。

Version 1.2.136 (2010-05-24)

今回はあまり変更点は多くなく、不具合修正などが中心です。

  • インデックスがある項目絡みの不具合修正がいくつか
  • IS NULL の場合もインデックスが使用されるようになった
  • xxx is nullの際に、indexを使用するようになったようです(h2.optimizeIsNull=falseで無効化)
sql> create table hoge (id int);
(Update count: 0, 8 ms)
sql> create index on hoge (id); 
(Update count: 0, 6 ms)
sql> explain select * from hoge where id is null;
PLAN
SELECT HOGE.ID
FROM PUBLIC.HOGE /* PUBLIC.INDEX_2: ID = NULL */
WHERE ID IS NULL
(1 row, 58 ms)
  • ソースコードのベースが1.5から1.6に。コンパイルは1.5向け。
  • CSVReadの際のBOMの取り扱いの改善(Excel対応)
  • CACHE_SIZEを最大でヒープの最大容量の半分に制限
  • WebのH2コンソールを、frameやiframeで別のWebアプリケーションに組み込めるよう修正
  • oldとnewとしてResultSetを使えるTriggerAdapterクラス(implements Trigger)が実装された