Version 1.4.181 Beta (2014-08-06)
今回も変更点少ない。
- MySQLとの互換性の向上。"use schema"のサポート。
- 特にデバッグレベルにおいて、トレースファイルへの書き込みが速くなった。
- データベースのオプション"defrag_always=true"がMVStoreで動作していなかった。
- JDBCエスケープシンタックスの{ts 'value'}が値を正しくタイムスタンプとして解釈していなかった。{d 'value'} (日付)や{t 'value'}(時刻)も同様。
- ファイルシステム抽象化: moveを使った既存ファイルの置き換えをサポート(現時点ではWindowsは対象外)
- "shutdown defrag"文でMVStoreでデータベースの圧縮を行うようになった。このコマンドはデータベースファイルのサイズを大幅に削減し、比較的高速に動作する。ただし、インクリメンタルには動作しない。
- 参照や書き込みが発生していない時、MVStoreがバックグラウンドで自動的にストアの最小化を行うようになった。一定時間後、ファイルサイズを縮小化する。この機能はまだ開発途中。
- デフォルトのPAGE_SIZEを2048から4096に変更。多くのファイルシステムのブロックサイズに合わせた(PageStoreのみ。MVStoreは以前から4096になっていた)
- 利用可能なRAMの量に応じて、自動的にMAX_MEMORY_ROWSとCACHE_SIZEの設定がスケールするように。パワフルなマシンで、設定変更なしでより快適に使えるように。
- web console でタブをスペース4つのように取り扱うようになった。
- Issue 573: JdbcConnection.javaに"isWrapperFor()" と "unwrap()" の実装を追加。